003 京大生の国語の最強勉強法。段階別で変化する勉強方法について徹底解説
国語の勉強に悩んでいる高校生へ、効率よく成績を上げるための「段階別勉強法」を徹底解説します。
国語は感覚的に学びがちですが、実は論理的なアプローチが最も効果的です。
今回は、国語の勉強を5つの段階に分け、それぞれのステップで何を重視すべきかを詳しく解説します
段階1 | 70回東大の赤本を熟読する |
段階2 | 論理構造の知識を習得する |
段階3 | 要約力を鍛える |
段階4 | 問題の解法を学ぶ |
段階5 | 大学の過去問を徹底的に解いて解法を暗記する |
段階1:70回東大の赤本を熟読する
最初のステップは、徹底した熟読です。
特におすすめなのが、東大の過去問。
東大の文章は最も論理的かつ質が高いため、繰り返し読むことで、自然と読解力が身につきます。
この段階では問題を解かず、ただひたすら熟読し、文脈や言葉の流れに注目します。
東大の過去問はここからダウンロードできます!
1日5回、2週間で70回を目安に読むことで、文章の構造や書き手の意図が体に染み込み、深い理解力が得られます。
詳しくは、こちらの記事で解説しています。
段階2:論理構造の知識を習得する
次に、文章の構造を理解するための論理的な知識を学びます。
ここで重要になるのが、二項対立、比喩、三段論法といった論理の基本です。
これらは、文章の中で筆者がどのように主張を展開しているかを見極めるために欠かせない要素です。
論理の仕組みが分かるようになると、文章のどこに重要な部分があるかを瞬時に判断でき、無駄な読み方をしなくなるのです。
段階3:要約力を鍛える
次は、文章の要約力を鍛える段階です。
文章全体を読み終えたら、何が最も大切な主張だったかを短い文で表現する練習をします。
要約力があると、試験で時間が足りなくなったときでも、重要な部分だけを見抜き、的確に答えることができます。
また、要約は他教科にも応用でき、理解力の強化にも繋がります。
特に、難関大の数学は国語力を問われているに等しいのでしっかりと実力をつけましょう!
段階4:問題の解法を学ぶ
ここで初めて、問題を解く段階に入ります。
この段階では、まず自分で問題を解いてみて、どこでつまづくかを確認します。
つまづいた箇所は、前の段階で身につけた論理の知識を活かして分析し、どう解けば良いかを明確にしていきましょう。
解法を1つずつ学んでいくことで、問題を解くための具体的なステップが理解でき、正答率が上がっていきます。
段階5:大学の過去問を徹底的に解いて解法を暗記する
最後の段階では、実際に志望大学の過去問を解いていきます。
ここで重要なのは、過去問を解いたらそれで終わりではなく、解法を暗記することです。
解いた後は、どのように解答が導き出されたのか、論理的な思考の流れを振り返り、同じパターンの問題に対してもすぐに対応できるようにします。
これによって、試験本番でも焦らずに解答できる力がつくのです。
まとめ
国語の勉強は、ただ読んで問題を解くだけでは力がつきません。
段階的に論理力と要約力を鍛え、最終的に解法を暗記することで、試験で高得点を狙える実力が身につきます。
まずは70回の熟読から始め、論理的な思考力を身につけた上で、過去問に挑戦しましょう。
この勉強法を実践すれば、国語の成績は飛躍的に向上するはずです。
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