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休学?京大卒塾長の同志社大学理工学部での仮面浪人体験記

生徒合格祝) 仮面浪人で奈良教育大学合格!

 

再挑戦の跡軌

大学受験は、人生の大きな分水島です。一歩まちがえれば、自分が本当にやりたいことに近づけないのではないか。そんな不安を抱えながらも、ひとまず他の大学へ進学する人も多いでしょう。

私もその一人でした。現役時代に京都大学工学部工業化学に落ちました。入学金を親が内緒で払っていたのもあり同志社大学理工学部電気電子学科への進学を決めました。両親は関関同立以上の大学のことを何も知らなかったので、全部同じだよって言われてたので抵抗はなかったです。私には浪人するという考えは頭の中になかったのでよかったと思います。しかし、流されて受けた理工学部電気電子学科への不満。将来予備校を経営したかったがこのままでいいのかという不安などから、8月ごろに同志社大学に通いながらも、現役時よりも偏差値が2.5上の京都大学薬学部へ挑戦することを決意しました。

京田辺生活の始まり

同志社大学の講義に参加しながら、次の受験に向けて勉強をする日々が始まりました。毎日毎日が時間との戦い。講義の間に水面下で勉強し、夜は自学室や図書館に通い試験対策をする。という生活が待ってると思っていました、、、

実際にはそんなことなく、時間が余って仕方なかったのです。その余った時間に勉強をするという感じでした(性格の問題です)。側から見たら実際は一日中勉強していたと思います。寝ながら勉強していたので物理的には勉強してないのと同じですが一日中勉強してたのです。何言ってるのかわかんないと思うのですが、時間がめちゃくちゃあったんです。仮面浪人が忙しいだなんて嘘です。四六時中勉強してたら休憩する時間っていくらでもありますよね、その空いた時間に大学の講義を受けていた感覚です。多分、普通に浪人してたらもっと時間があったんだろうなって思ったんです。私はここに活路を見出しました。一日中勉強して全部頭の中に入ったら天才なんだ、一年で東大理3に受かると思います。浪人生ってそんな勉強どうせできていないんだから、仮面浪人の自分でも戦いようはあると。当時精神的な優位性を獲得していたのです。

合格してから初めて両親に受験したことを告げたのですが、気づかれていなかったくらいです。両親から見たらずっと布団の中で寝ていたと思われてたみたいです。

今も一日中仕事をしているけどずっと遊んでいる感覚にいるのと同じだと思います。性格の問題かもしれないです。

当時友人たちはもちろん大学生活を楽しんでいます。幸い友達は多かったのでその輪に混ざって、当時発売されたスマッシュブラザーズSPを楽しみました。友人と割り勘をしてスイッチを買ってその子の家に置いておいたのはいい思い出です。今思うと今までの人生の中で一番充実した一年だったかもしれません。よくインターネットを見ていると仮面浪人ってみんなが遊んでいる中勉強しなければならないから疎外感があると言いますが、疎外感なんてものは全くないです。自分から阻害される立ち回りをしているだけだと思っています。仮面浪人のサークルに入ってみんなで勉強する方も多いと思うのですが、そう言った行動は自分で自分の首を絞めます。基本的に大学のみんなと仲良くしており、大学への不満なんてものは全くありませんでした。

ただ、そんな自分でも一つだけ許せないことがあったのです。これがどうしても別の大学に行きたいと思わされた要因かもしれません。

 

学校までの田辺坂が長すぎる

同志社を通っている人はご存知かと思います。私は京田辺というキャンパスに通っていたのですが、同志社前駅から学校まで急な坂を15分登っていかないといけないです。そもそも家から学校まで2時間電車に乗ってって感じなので地獄でした。最近気づいたのですがうまいこと乗り継いだら1時間で行けるみたいです。大阪梅田の定期欲しかったのでまあしょうがないです。

大きな誤算と決断

という見出しを書いてみましたが、特に誤算はなかったです。強いていうなら8月夏の冠模試がE判定だったことでしょうか?模試なんて役に立たないからとそこから二度と受けませんでした。共通テストの願書を郵便局に出しに行くときに京田辺で出すしかなかったんですが迂回したので森の中に迷い込んだ挙句英語のテストに遅刻してしまったことくらいです。

まとめ

仮面浪人は、高い応用力と学習モチベーションが求められる大きな挑戦です。しかし、その路中で学んだことは、これからの人生にとって大きな資産となるでしょう。
あなたも、未来を見据えて、次の一歩を考えてみませんか。

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