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【場所も物も全て区別する】高校確率の正答率を2倍にする解き方・考え方

こんにちは。本田です。
このページを開いたということは、確率にお悩みなのだと思います。

そこで今回は高校確率を根本から変える考え方を伝授します。
ページの最後に本来生徒専用の、録画授業をYouTubeで限定公開して載せているのでよろしければ受講してください。

高校確率の概要(序論)

確率とは、ある事象が起こる「可能性」を表す数値で、0から1の間で表されます。その解き方ですが基本的に全部次の公式で求めることができます。
その公式とは、

確率 = 起こる事象の数 ÷ 全ての事象の数

例えば、サイコロを振ったときに「1」が出る確率は 6分の1 です。
それは6つの目のうち、1を引くからです。
とここまでは余裕だと思います。

確率の基本知識

実は次の2つを押さえておれば大丈夫です。
これ以外は必要なく、Cの計算等は二項定理の範囲となります。

  1. 順列と組み合わせの違い
    • 順列は「並べる順序」を考慮します。
      • 例: 3人の中から2人を選んで並べる → 順列 3
    • 組み合わせは順序を考慮しません。
      • 例: 3人の中から2人を選ぶ → 組み合わせ 3C2=3
  2. 独立と連続
    • 独立している試行: 1つの事象が他の事象に影響を与えない。→足し算
    • 連続している試行: 1つの事象が他の事象に影響を与える。→掛け算

確率は全て区別しよう

それでは本題に入りましょう。

次の3つは正しいと思いますか?

1ギャンブルで勝つか負けるかの確率は、1/2。

2赤玉3つ、白玉2つの中から2つを同時に取り出して赤赤の時の確率は(赤、赤)(赤、白)(白、白)の3パターンしかないから1/3。

2赤玉1赤玉2赤玉3、白玉1白玉2の5つから2つを取り出して並べた時、赤赤になる確率は、3/14。

実は、この3つとも正解なんです。
間違いだろって思われるかもしれないですが、実は考え方はどれも合ってるのです。
しかし確率の世界では正解とされているんですが、高校確率の世界では間違いということになります。

ではどこで間違いが起こっているのでしょうか?

区別を最も多くせよ

ここに気付けるか気付けないかが、確率で間違えるか間違えないかなのです。
それは区別の数です。
一番下は場所も区別していて球も区別しています。

このように、高校数学の特徴というのは、可能な限り区別しまくったものが正解となるという特徴があるんです

このように私が確率の問題を解くときは、全て区別するようにしています。
以下ではより詳しく解説しているのでよければご視聴ください。

限定公開のユーチューブ

まとめ

確率は、日常の出来事を数値で表す便利なツールです。
ただし高校数学では、普段の確率とは違う考え方が導入されます。

「区別が多いものが正しい」とされているため、全てをうまいこと区別してあげる必要があるのです。
練習を重ねて、確率を克服してください。
もしわからない、もっとしりたいものがあるという場合は公式ラインより連絡をお願いします。

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